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中工務店は、リーズナブルに質の高い木の家を建てるための、プロジェクトチームとして立ち上げられた住宅会社です。建築主のために、設計事務所や製材所、各専門業者が連携し、国産材を使った自由設計の家を建てています。「すまいづくり」のスタートとして林山地見学を取り入れているほど、山とのつながりを大切にしているため、建築主は木のすまいの良さを実感できるでしょう。
主要構造材として使う杉材は、奈良県の吉野杉がメインです。地元、広島県の佐伯杉も使用しています。構造材には樹齢80年以上の赤身の杉を、下地材には間伐材の杉を使用。一般的な杉丸太は20年で伐採されますが、吉野杉の生育期間は60年です。40年も生育期間が長い分、密度が高く、強度が増すというわけです。厳選された吉野杉の丸太を製材し、長い期間天然乾燥させます。天然乾燥させる理由は人工乾燥だと木の粘りが減り、強度が落ちてしまうためです。天然乾燥させた後は、出荷前にもう一度挽き直して、高い精度に仕上げます。柱や梁などに使われている木材は、強度と精度の高い天然乾燥させた吉野杉です。
土台に使う木材は、自然乾燥させた檜の赤身で、芯もち材です。シロアリを寄せ付けない、頑丈で湿気に強い土台です。
近年ささやかれる「創エネ・省エネ・CO2排出」に対する取り組みとして、太陽光発電とエネファームを搭載した「ダブル発電」の家を提案しています。目指しているのは、省エネを超えた、自ら創る「創エネ」への取り組みです。
無垢の国産材を使えば「地産地消」にも「シックハウス症候群対策」にもなります。無垢の国産材には、アレルゲンとなる塗料や接着剤がほとんど使われません。人にも地球環境にも優しい家づくりと言えるでしょう。
屋根は全体を隙間なく断熱しています。家全体を断熱材ですっぽりと覆っているので、断熱性が良く光熱費の軽減につながります。高断熱にする場合は換気も重要です。家全体に空気の流れを作り、内部結露を防いでいます。屋外の空気が、土台から外壁を通り棟へ、また軒先からも棟へと流れます。そして湿った空気を棟から屋外へ放出し、空気を循環させるのです。
地震や台風などが発生した際、横の力に耐えるための対策として「落とし込み工法」を採用しています。「落とし込み工法」は、柱の間に板を落とし込んで、耐力壁を構築する工法です。厚さ36mmの杉パネルを、柱と柱の間にはめ込みました。これにより、地震や台風など横の力に耐えられる仕組みになっています。
所在地 | 東広島市西条町御薗宇5110番地 |
営業時間 | 記載なし |
定休日 | 記載なし |
所有資格 | 2級建築士・2級建築施工管理技士・建築積算士 |
保証やアフターサービス | 記載なし |
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